分権主義の政治の目標は「幸福の条件」を満たすこと

 そもそも分権主義の政治の原点とは、万国、万人に共通する、普遍的な幸福のための条件や環境をキメ細かく整備することである。政治が民度や意識を映す鏡であるとするなら、次のような幸福の条件を達成し、保持していくために、私たち一人ひとりが、絶えず時代の変化に対応して意識を変革し、政治に積極的かつ能動的に参画していかなければならない。

 この歴史の大転換の時代にあって、分権型社会への移行は時代の要請であり、幸福の条件を備えるもっとも大切なポイントだと考える。また、時代は必然的に、着実にその方向に流れている。将来を透視し、現実を洞察し、先見性をもって、政治の新しい方向と時代にかなった政策の展開が、いまなにより
も重要なのではないだろうか。

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  • 分権主義の潮流

    1. 地球無限から地球有限へ
    2. 軍拡・戦争から軍縮・平和・不戦・無戦へ
    3. 支配・抑圧から自由・人権尊重へ
    4. 対立・抗争から協調・連帯へ
    5. 物欲社会から友愛・高徳の倫理社会へ
    6. 国家本位から市民本位へ
    7. (保守対革新)から(集権対分権)の基軸へ
    8. 統治から自治へ
    9. 画一化・平準化から個性化・多様化へ
    10. 官主導から民主導へ
    11. 規制から緩和へ
    12. 生産重視から生活重視へ
    13. 従属・依存から自主・自立へ
    14. 集中から分散へ
    15. 集権から分権へ
    16. ハードウェアからソフトウェアヘ

ここに、これからの政治課題として挑戦したい、分権主義の政治の潮流を箇条書きにしてみたが、この一つひとつの実現こそ『分権型の国』づくりの第一歩である。政治家の意識改革とともに、新しい政治の基軸による国民の意識改革も図っていかなければならない、と訴えたい。

 21世紀に向けて、確かな時代認識こそ新しい文化の国・日本の創造の鍵である。

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