| 大国日本の政治の混乱は、日本の漂流であり、地球社会にとっても、日本にとっても、国民にとっても、これほど危険で、これほど不幸なことはない。 しかも、日本の経済も金融も財政もかつてない危機的状況なのに加えて、日本をリードし、官庁の中の官庁と言われてきた大蔵省の腐敗・汚職事件は前代未聞のスキャンダルだ。地方公務員の官々接待や不正経理の横行も目に余る。銀行神話も崩れ、業界の腐敗も放置できない。政治不信、行政不信は極限に達している。これは、政・官・業の癒着と利益誘導構造と族議員に支えられた中央集権体制に対する不信なのだ。補助金行政、裁量行政は日本の危機、国民の不幸だ。 今、日本の政界は、ほぼ半世紀にわたって政権を担当してきた自民党を中心にした連立政権だが、その一方の野党は、新しい民主党が結党されたも この分かりにくさも政治不信の原因だ。共産党は別にしても、一体、これら野党はどこが、どう違うのだろうか。国民の深刻な疑問だろう。冷戦期の呪縛から抜けだして、各政党はその国民の疑問に明確に応えなければならない。好きだ、嫌いだ、の感情論では政治にならない。 東西冷戦は終った。イデオロギーの対立も終った。世界はボーダレス、グローバルエコノミーの時代と言われ、大競争の時代の危機の幕開けと呼ばれている。 今、政治に問われているのは、20世紀末の混乱をどう克服し、21世紀に向けて日本をどういう国に再構築するか、が切実に問われているのではないか。すなわち、明治以来130年間も続いてきた、政治と行政が一体化している議院内閣制と都道府県制、市町村制を柱とする極端な中央集権の日本の構造をどう変革し、どう再構築するか、であろう。 もう時間は残されていない。待ったなしだ。今、この変革期をおいて、政界再編のチャンスはない。ラストチャンスで、もう、失敗は許されない。 世の中、小異はあるのが当然で、それが正常だ。多様な価値観を尊重し、小異を大切にしながら分権主義の旗の下に大結集を!!集権体制の解体を!! |
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