今、日本は……日本再認識と自己責任の自覚

004a.jpg (18777 バイト) 私たちの日本は小さな国ではない。世界185ヶ国のうちでも、指折りの巨大な国だ。
  • 人口、1億2500万人は世界で第7位。
  • 面積37万平方キロメートルでドイツとほぼ同じで、60位。
  • 国内総生産(GDP)は約500兆円でアメリカに次いで第2位、世界の16%を占める経済大国。
  • 経済大国であると同時に技術大国、長寿大国。
  • 防衛費は4兆7000億円で第7位。
  • ODAは1兆1000億円で第1位。国連分担金は137億円で第2位。

 日本は、こんなに大きな先進工業国、貿易立国でありながら、資源・エネルギーはほとんど外国に頼っている。食糧も70パーセントも海外に依存している。日本は、地球社会の恩恵を一身に集めて、飽食の時代と言われる消費生活を営んでいる。日本だけの平和や繁栄は許されない。地球社会に重大な責任と使命を負っている。とりわけ、日本の政治に課せられた、責任と役割はことのほか大きく重いのだ。

 それにもかかわらず、日本の政界も官界も業界も不正・腐敗が摘発され、中央集権体制の矛盾と弊害が噴出し、混迷を深め混乱を続けている。経済も金融も財政もかつてない危機的な状態だが、この状態を打開し、あるべき将来のヴィジョンを国民の前に示すべき政治が機能マヒに陥り、極めて危険な状態だ。正に目を覆うばかりだ。最大の問題は政界、官界、業界が自民党の長期政権の下で癒着し、腐敗し、伏魔殿とさえ呼ばれる奇怪な中央集権体制が行き詰ってしまったからだ。

 一刻も早く、この危機的状況から脱して、政治を正常に機能させなければならない。国民、各界の指導者はもとより、政治家の一人ひとりの責任と役割はたとえようもなく重い。

 日本は大きな国でありながら、地球社会への対応力は弱く、内政の権限と予算は極端に国に集中して、不公正が拡大し、バランスが決定的に欠け落ちたグロテスクな集権国家だ。国際社会で名誉ある地位を占められようか。

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